*夢*
□波の国
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名無しさん達は波の国への道を歩いていた。
「ねえ…タズナさん。」
「何だ?」
「タズナさんの国って【波の国】でしょ。」
「それがどうした。」
「ねえ……カカシ先生… 。
その国にも忍者っているの?」
「いや、波の国に忍者はいない。 …が、たいていの他の国には、文化や風 習こそは違うが隠れ里が存在し、忍者がいる 。」
嫌だなぁ、師匠との修行で疲れてるんだよ。戦闘はごめんだ。
「大陸にあるたくさんの国々にとって忍の 里の存在ってのは国の軍事力にあたる。 つまりそれで隣接する他国との関係を保っ てるってわけ! ま!といって里は国の支配下にあるもんじゃなくて、あくまで立場は対等だけどな。 」
今日は空が綺麗だなぁ。
……シカマルさんは空を見ているだろうか。
見てたら、いいな。