淳と研二

□第7話
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【淳と研二F】




(淳Side)



今、研二さんに告白された。
すごくビックリした。
でも、素直に嬉しかった。
本当に大好きだったから…。



でも、研二さんは告白しただけで、付き合うとかそうゆう事は言ってくれなかった。
せっかく両想いなのに…。
僕は付き合いたいのに…。




淳「付き合って欲しいっては、言ってくれないの?」




つい、口に出してしまっていた。
研二さん、すごく驚いた表情で僕を見てる。
もう…泣きそうだよ…




淳「僕も研二さんの事が好き。大好きなのに…付き合ってくれないの?」




思わず本音が次から次へと出てしまった。




いきなり駆け寄って来た研二さんに抱き締められた。




研「淳くん、好きです。付き合ってください」




やっと、言ってくれた…。
嬉しくて思わず涙がこぼれた。




淳「…はい」




僕はそう返事するので、精一杯だった。
見上げたら、研二さんが優しい顔で僕を見ていた。




そして、研二さんにキスをされた。
涙でしょっぱいキス。
幸せを噛みしめながら、僕は研二さんの背中に手を回した。




公園からの帰り道。



ずっと、鬼龍院さんと喜矢武さんに相談していた事を打ち明けた。
隠しているのも嫌だったし。




まさかの、研二さんも相談していた事がわかって、2人で笑った。
事務所に帰ったら、文句言わなきゃ!!

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