過去の妄想

□あなたが風邪をひいたら?〜研二さん編〜
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【あなたが風邪をひいたら?】
〜研二さん編〜


ダダダダ!!

走ってくる音でわかる。
研二さんだ。


ガチャガチャ!
あ、あれ?


すでに合鍵を使う所からテンパっている。


そっと、玄関のドアを開ける。
アセった顔が一瞬にして笑顔に変わる。


研『◯ちゃーん!大丈夫?ねぇ、大丈夫?』


有無を言わさず抱きしめられる。


研『会いたかったよー!すっごい心配したんだからね!』


私『ごめんね、心配かけて。ありがとう(^-^)』


研『///ちゅーしたい///』


私『ダメだよ!風邪うつっちゃう!』


研『ちぇー(*´ω`*)』


うっ!か、かわいい///


私『風邪が治ったらいっぱいしようね♡』


研『言ったなー?ウザい位しちゃうからねー』


ふと、研二さんの顔を見るとほっぺたにメイクの白塗りが少しついている。
急いで来てくれた事に愛しさが込み上げる。
そっと落とし忘れた白塗りに手をあてる。
すると、研二さんは私の手に自分の手を重ね絡めてきた。


研『◯ちゃん、手あっつい。まだ熱あるね』


さっきまでの明るい笑顔ではなく、優しい眼差し。
カッコよすぎて顔が見れない///


研『◯ちゃん、俺の事見て?』


真っ赤な顔で研二さんを見る。


研『これからはもっと早く報告して。彼女が具合悪くしてたら心配でたまんないからさ。わかった?返事は?』


コクッと頷くと、研二さんはいつもの明るい表情で、
よっしゃゃー!
と私を持ち上げベットへ運ぶ。
ベットに優しく私を降ろすと指を絡めて、優しく髪を撫でる。


研『なんか、今日の◯ちゃん、かわいい♡食べちゃいたい♡』


私『絶対にダメ!』


研『ですよねーww』


なんだかしょんぼりする研二さん。


私『ちゅーだけならいいよ///』


研二さんは何も言わずに熱いキスを何度もくれた。


!!やりすぎ!!


と怒ると、いつもの笑顔で


研『だって我慢できないんだもーん♡』


なんだか、可笑しくて二人で笑った。
そして、また熱いキスをくれた。


〜終わり〜

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