よろず小説部屋T
□必要な存在で
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―どうしても欲しかったから、何でも利用してきた。アイツから離すためなら手段は厭わなかった。
カレン「スザク!」
カレンは記憶を操作される前は、オレには笑顔を見せてくれなかった。敵対していたのだから当たり前だけど…
スザク「どうしたの?カレン」
スザクはカレンに向かい穏やかに微笑んだ。
カレン「模擬訓練しましょう!」
スザク「…また?」
オレはカレンに毎日のように訓練に付き合わされていた。
カレン「いいでしょう?いつどんな敵がくるかわからないんだから…」
スザク「まあそうだけと、少しは休んで、万全に備えた方がいいよ。」
スザクはカレンの頭を撫でる。
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