よろず小説部屋U
□傷を癒せたら
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フェルト「ライル、居る?」
訪ねて来たのはフェルトだった。
シュン…
扉が開かれた。
ライル「…何?」
フェルト「ご飯持って来たの…。」
遠慮がちにフェルトは言う。
ライル「要らない。欲しくない。」
食事なんて喉を通らないだろうと思っていた。
フェルト「だけど…」
まだ去ろうとしないフェルトに苛々していた。
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