秘密のお部屋

□平行世界の剣銃2
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「こ、これ、すごッ……はッ、はッ…」
「あひッ…あッ、あッ、ああん…ッ!」
「クリスッ…あっくッ……クリスぅ…ッ!」

クリスの腰を手で固定し、自らの腰を打ち付ける翼。
パンッパンッと肌と肌のぶつかる音がするが、その音のスパンは短い。
故にクリスは一つの快感に対して余韻に浸る暇もなく、次の快感が襲ってくる。

「つばッ、つばさぁ…あッ、ぃ…ッ!」
「はッ、はッ…ふッ…!」
「ひゃんッ!…は、げし…ッ!」
「んんッ…!」

奥へ奥へ、更に奥へと深く突き立てる翼のぺニスが、降りてきたクリスの子宮口を小突き始めた。

「ぁぁぁぁぁ……ッッ!!」

小さな悲鳴を上げつつも、その快楽に身を委ねる。
膣壁がギュウッと締まり、翼のぺニスが限界を迎える。

「ああッ、出るッ…出るぅッッ! !」
「お"ッッ!!」

普段では絶対に聞かないクリスの声。
グヂュリと何かが抉られるような、粘液性のある音がクリスの膣内から感じた。
ぺニスの先端が子宮口を塞ぎ、ドクドクと精液を注いでいく。
溢す事は許さないとばかりに翼は腰を押し付けるも、隙間から溢れ出た精液は膣内を通って外へと流れ出る。

「ッッ…はぁぁぁ…ッ」

翼は止めていた息を吐き出し、クリスを見た。

「はぁ……はぁ……、」
「クリス…」

火照った顔、潤う大きなで翼を見つめるクリス。
息をするだけで精一杯なのか、何も言葉にはしなかった。
激しい行為とは裏腹に実はこの二人、お互い"ハジメテ"である。
少し前までクリスは処女だったが、クリスの事が愛しくて仕方ない翼の想いが爆発。
人間の繁殖能力は凄まじく、知識に疎い翼でも自然と身体が動いていた。
初めは優しくしていた翼だが、自らの手で乱れていくクリスに更に欲情、いつの間にか快感を貪(むさぼ)っていった。

「……つば、さ…」
「ん?」

やがて口を開いたクリスに耳を傾ける。
しかしその言葉は、翼にとって驚きを隠せないものだったが、喜ばしくもあった。

「もっと欲しい…もっと、もっとぉ…!」
「、…ク、クリス…?」
「翼との赤ちゃんが……欲しい……ッ」
「あ、赤ちゃんって……あぅッ!?」

甘える声色で抱き着くクリス。
膣内に入ったままの翼のぺニスに、キュッキュッと淡い刺激が与えられる。
それに伴い落ち着き始めていたぺニスが膨らみ、ナカでビクビクしたのを感じたクリスは微笑んで更に締め付けた。

「んあッ…大きくなってきたね…」
「ク、クリスッ…!これ以上ヤったら、また止まらな……んむぅッ!?」

喋ってる途中でもお構いないに、クリスは翼の口を塞いだ。

「んちゅ……いいよ、翼の好きにして?」

どんな翼でも、私は嫌いになったりしないから。




獣の交尾ような後背位に始まり、騎乗位や立ちバックをするなど、翼の行為はエスカレートしていった。
そう、これも全部誘ったクリスが悪いんだと責任を押し付けて。
そして今、再び正常位で繋がっていた。

「あ、う…またッ…また出そうッ…!」
「ふあッ、ああッ、赤ちゃ、欲しぃッ…つばさぁ…おくッ、ちょうだいぃぃッ!イクッ…出してッ、出してぇぇぇッ!」
「ああッ、出すぞクリスッ…!」
「イ、イクッ…イクぅぅぅぅッッ!!」
「うあッッ!!」

何度目の射精かわからぬ精液をクリスのナカに放つ。
クリスの下腹部は、幾度に渡る翼の射精によって出来た僅かな膨らみがあった。

「も、入らない、よぉ…」
「…みたいだな。子供…出来てるかな?」
「あれだけ『孕め孕め』言ってたもん。それに…たぶん……」

行為の最中、クリスは腹の中で"それ"を感じていた。

「たぶん…何だよ?」
「なんでもないよ。ねぇ…名前、何がいいかな?」
「は?いや、まだ妊娠したかわからないし…」

「気が早いんじゃないか」と言いながら翼はぺニスを引き抜いていく。

「ぁ……んはぁ…ッ!」

引き抜かれる時も、ゾクゾクとした何とも言えない感覚に身を震わせるクリス。
栓を失った膣からは、白濁とした翼の精液が流れ出る。

「なら、こうしないか?いつか産まれてくる子供の名前、青い髪の子ならオレが、銀色の髪の子ならクリスが付ける」
「うん。楽しみだね」
「へへッ、そうだな」

二人は将来を想い描きながら抱き合い、甘い時間を過ごしていく。









(ねぇ…何でまた大きくなってるの?)
(それは……ク、クリスが可愛いのがいけないんだッ)
(…もうナカはいっぱいなんだよ?)
(ナカ『は』って…)
(そ、外なら…出してもいい、けど…)
(…………)
(…………)
(……いただきます)




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