秘密のお部屋

□防人とツンデレ
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「せんぱッ……あッ、ぅんん…ッ!」
「はッ…はッ…!」

ピストンが激しくなるにつれて、クリスの大きな胸が更に揺れる。
見ているだけでも厭らしい光景だが、翼は動きを止める事なく目の前の胸を掴んだ。

「ぃッ…ぁ、やめ…ッ!」

弾力性があり、少し強く力を込めると指が食い込んでいく。
自身にはない豊満な胸に、翼は少し羨ましく思う。
しかし体格差というものは縮まる事がない為、今は腰を振る動きに集中した。
その際、無意識に翼は指の力を入れ過ぎて、クリスの胸に痛みが伴った。

「ひぎッ…!」
「あ…す、すまない…」
「は、ぁ…まったくだ…ぁんッ…、」

しかし腰の動きは止まらない。
翼は胸から手を離すとクリスの両脇で自らの身体を支えた。
一撃一撃の突きが重く、深くクリスの子宮の奥に突き刺さる。
苦しそうな、耐えているような声がクリスの口から漏れる。
時折、腰を小刻みな動きに変えると甘い声に変わった。
一定のリズムとは違う予測不能な動きに、クリスはただ喘ぐしかなかった。

「んッ……く、ぅッ…!」
「、…はッ!」
「んあぁぁッ!は、激し…ッ!」

くぐもった鈍い音から、グチュグチュとかき混ぜるような音に変わる。

「見ろ雪音…はぁッ…こんなに厭らしい液を出しているぞッ」
「し、知らな、…ぃぃッ…!」

耳元で感じる吐息さえ、今は媚薬でしかなかった。
上体を起こした翼の手はクリスの腰を捉え、突くスピードを上げた。

「ッ…出すぞ……出すぞ雪音ッ…!」
「あッ、あッ…だ、す……?」
「ああッ…!」

一瞬何の事かわからず反応が遅れたクリス。
そして…理解した。

「ぁッ…ま、ナカッ…ナカ、はッ…!」
「もうッ…無理だッ…!」
「あッ、ああッ、ああぁあああッッ!!」

もはや止まる事を知らない身体。
理性に任せた翼は精液を放出、クリスの子宮へと注いでいった。

「んッ…はぁぁ…!」
「ぉ……ぉ…ッ!」

仰け反ったまま痙攣するクリス。
注がれた精液にあたたさかを感じながら膣内を収縮させる。
分厚い膣壁に包まれた翼のペニスは、最後の一滴まで奥を突いたまま。

「…雪音」
「あはぁ……ッ、できたら…どうすんだよ先輩…」
「無論、責任はとる。その為の中出「言わなくていいッ!!」そうか」

恥ずかしい単語を平気で言おうとした翼を声で遮る。

「…で、いつまで入れてんだよ」
「ふむ、私はまだヤるつもりでいたのだが」
「『まだ』って…ちょッ…!」

クリスが「待て」と言う前に翼は、クリスの腰を軽く浮かせた。
正常位で深く繋がり、覆い被さって互いの距離が近い状態。
いわゆる種付けプレスと言われるそれに、さすがクリスにも焦りが見えた。
翼本人は、この体勢を意識的にしているのではなく、自らの欲望のまま動いた結果であるのだが。

「始めるぞ」
「だからッ、あたしはまだイッたばか……んひぃッ!?」

グリグリと翼のペニスの先端が子宮に押し付けられ、クリスの矯声が部屋に響いた。




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