甘恋

□Melting kiss
1ページ/3ページ




『あ、光政だ!
おはよ!』

「ん、ナオ。おはよ」

学校に行く途中だった光政は、よく知っている男の娘に声をかけられ、立ち止まった。

『あれ、今から?
・・・今もう、11時だけど』

「あぁ・・・朝、寝坊しちまってよ
ナオは、何してんだ?」

『オレぇ?
オレは今日、開校記念日で学校休みだから。
ちょっと遊んでから学校の部活行こうと思ってて』

「そっか
あ、鳳仙来ねぇ?」

『え?いいの?』

「いいだろ、お前鈴蘭でも武装でも無ぇんだから」

『うん、じゃあ、少しだけ』


2人は、並んで学校まで歩き始めた。





.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ