No.107
□非常(?)
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「おいコノハ起きろーって…え?」
コノハの部屋に入り、布団を捲った俺は驚いた。
何でコイツ小さい男の子と寝てるんだ?
そもそもこの子は誰なんだ、全く。
「コーノーハー、ほらさっさと起きろ」
「んー…?あ、おはよ…」
頬を引っ張っているとコノハは目を覚ました。
なんだかんだやってると、いつの間にかセト達がやって来た。
「キド、どうしたんすか?」
「ん?ああ。コノハ、コイツは?」
「あ。起きて、シンタロー。」
コノハがそういうと、男の子は目を擦りながら起き上がった。
「うー…」
…ん?いや、待て。
今シンタローって言わなかったか?
『えぇぇぇぇぇぇっ!?』
皆とハモった。きっと同じことを考えてたんだろう。
「な、んで、そんなことに?」
「いや、昨日夜中に目が覚めてリビング行ったらシンタローが走ってきたんだよ。それでいきなり、『体が縮んだ』なんて言い出すから、とりあえず僕の部屋に連れてきてたんだ。」
…わけが分からない。
何でそんな非日常なコトが?
…まぁ、こんな能力を持ってるからには非日常なんて言いがたいんだが。
俺は右目を手で覆う。
カノが「どうしたの、まさか中二病?ww」なんて聞いてくるから、みぞおちに拳を突っ込んでおいた。
「おぶうっ…」
怯えているのか、シンタローはコノハの後ろに隠れていた。
にしても、コイツ…
ジャージはダボダボで、袖とか萌え袖越えてるし…
俺は平静を保ちつつも皆の様子を窺った。
あ、なんかヤバイことになりそうな気がする(--;)
皆は一斉にジリジリとシンタローに詰め寄っていく。
「お、おい。皆落ち着けって…」
「ダメだよ、シンタローは僕のだから」
俺が止めようとすると、コノハはそういってシンタローを抱き上げ、軽くキスをした。
「コノ…っん////」
「あーっ!!ズルイっすよ、抜け駆け禁止っす!!
「ちょっと、シンタロー君は僕のでしょ!?」
倒れていたはずのカノがいつの間にか起き上がっている。
「モモちゃん見た!?リアルコノシンだよ!!」
「うわっ、もサイコーhshs」
横ではマリーとモモが発狂しているが…見なかったことにしておこう。
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ショタロス可愛いなチクショーorz
コノハになってprprした…あっれー、空耳かなー?
お粗末様でした\('□'\)