No.107
□逃がさない
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「ん…」
ここ…どこだ…?
目を開けると真っ暗。
しかも、
「身体が…動かない!?」
…んだよ…これ…
―ドアの開く音
あれ…クロハ?
クロハが入ってきた後、周りは少しだけ明るくなって、俺は自分の置かれている状況を理解した。
「亀甲縛り!?」
それも一糸纏わない姿で。
「やっと目覚めたか」
クロハは
「ようこそ」
と言った後俺に近寄り、耳元で
「逃がさないから」
と囁いた。
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