Wanderland

□初H type1
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下着の上にバスローブを羽織り、浴室の扉を開けて部屋に出た。
ベッドにも同じ格好をした先輩が座っていた。

「どうしたの?おいで」

ベッドに上がり向かい合わせに座る。
少しの沈黙の後、私が口を開いた。

「…先輩、抱きしめてもらってもいいですか」
「いいよ」

30cmほど差のある体が、ゆっくりと私を包み込む。
私も彼の背中に手を回した。

「3つだけ聞いてください」

先輩は黙って耳を傾けてくれる。

「1つ目、前の人と比べるのは止めてください」
「うん」
「2つ目、いっぱい苛めて、跡付けてほしいです」
「わかった」
「3つ目、…今だけ、私を好きになってもらえませんか」
「***、好きだよ」
彼はそう言ってより強く私を抱きしめた。





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