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□君という光
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そんな他愛もない会話をして、




仁王「じゃあの、幸村。」




ジャッカル「お大事にな。」




幸村「ああ。皆ありがとう。」




ブン太「俺、ちょっと幸村に話したいことあるから、もうちょいここにいるわ!」




幸村「ブン太…?」




真田「幸村は疲れている。今日はやめておけ。」




ブン太「いいよな?幸村?少しだけだからよ。」




幸村「…わかった。いいよ。」




真田「そうか。それなら、先に俺達は帰るぞ。」




ブン太「おう。」




ブン太と俺を二人きりにして、他の皆は帰って行った。




二人だけになった病室は、とても静かだった。




ふと、ブン太がベッドの端に腰掛けた。




ブン太「はぁー。残れないかと思ったよぃ。」




幸村「ブン太…ところで…どうしたんだい?」




ブン太は、こちらを見ないまま黙っている。少し耳が赤いように見える。
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