book
□君という光
4ページ/9ページ
正直なところ、今日は調子が悪かった。
だけど、顔に出さないように、皆に心配をかけないように我慢していた。
ブン太「幸村、本当に大丈夫かよぃ?」
幸村「(…っ。)大丈夫だよ、ブン太。」
ブン太「なんか、この前よりやつれてないか?」
幸村「そうかな…今日は検査もあったし疲れているのかもしれない。(ブン太…君は…気づいてるのかい…?)」
真田「そうか。なら、長居してはいけないな。」
柳生「ゆっくりおやすみになってください。」
幸村「そうさせてもらうよ。すまない。せっかく来てもらったのに。」
柳「問題ない。俺達も明日は朝早いからな。」
幸村「そうか。赤也、寝坊しないようにね?」
赤也「しないっすよ!」
幸村「フフッ。赤也はからかいがいがあるね。」