境界の彼方:完結

□凪
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結界に侵入したのを感じた彩華は外を出た
空士も後を追ってみるといたのは藤間弥勒だった

「愛は中に入っとき」

そういわれて愛は店の中に入っていった

「異界士協会の人がなんの用やろかな?」

「まーさか見つかるとはさすが異界士と渡りあう妖夢だけはある」

「うち等を討伐しようあらへんやろおな?」

「まさか、ただ様子を見に来ただけだったんですが・・こうなってしまうとね・・・仕方ない神原秋人君を保護します、大人しく渡してください」

「一応理由聞かんとな、約束しとるさけ、神原君の面倒は内が見るて」

「説明してる時間はありません、それに説明したところで信じてもらえるとも思えませんし」

「ッッフッハッハあんたさ内がそれでホンマに出すと思てはるの?」

そう言うと彩華は本来の姿になった
その姿は9本の尾を持つ狐だった

「・・すげ・・・」

「・・・・・これはこれは思った以上のスケールだホント・・凪で良かったですよ」

「っ!!」

藤間弥勒も力を使い妖夢の姿となった彩華に攻撃を始めた

だけど彩華はそれを避けて空中に跳び高速で夜空を駆けた
弥勒がそれを逃すはずもなく後を追いかけた

彩華の前に出ると先ほどと同じように触手にも見える力を放ち彩華は防御結界を作る事で耐えた

だけど弥勒は彩華を倒そうとバナナオ・レと書かれたパックを捨て「両手」で攻撃した

先ほどよりも威力は強くなり彩華の防御結界はひびが入りそして結界は壊れた

当たると思ったとき弥勒の攻撃を防ぎ後ろに檻を作って爆破を防いだ

地面に降りた人物は名瀬泉だった
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