読み物

□二人の日常  アレク夢(ユアン視点) ほのぼの
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「凄く、美味しいよ。アオイ、淹れるの上手になったね」

「本当!?」


ぱぁっと花が咲いたような笑顔が綻ぶ。


やっぱりアオイは可愛いな。


ユアンはやんわりと目を細める。
すぐに嫉妬してしまう誰かがいるから、とりあえず口には出さないけれど。


「良かった。ユアンに褒めてもらえて自信がついたよ」

「そう、それは良かった」


お互いに笑みをこぼしていると、不意にアオイの背後に影ができる。


 
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