読み物

□二人の日常  アレク夢(ユアン視点) ほのぼの
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「ユアン、いらっしゃいませ」

「やあ、アオイ」


アオイにつられるように笑顔になると、アオイが何か聞きたそうに手をいじくり始めたのが見えた。


「どうしたの?」

「あの、ユアン…」


照れながらも、必死そうにアオイが顔を上げる。


「わ、私の紅茶どうだった…?」

「え?」


一瞬目を丸くするが、ユアンはすぐにアオイに笑顔を向ける。


 
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