dream(long)

□おそ松さん 2
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『事故?』





今日は、おばさん(松代さん)から「今日はカニ鍋だから一緒に食べましょう」と連絡があり、松野家にお邪魔している


でも何かチョロ松だけ機嫌が悪い・・・
どうしたのだろうか・・・?





おそ『はふっ うまっ う〜うま〜』

十四『はふっ うまい!! うまいよ〜!!』

松蔵『うん、上手いな、母さん』

松代『うま〜 花音ちゃん、お味はどう?』

『すっごく美味しいです』

松代『たくさん食べてね』

『は〜い・・・(って、チョロ松何て顔してんの?え?何かおそ松の事睨んでない??)』



そう、私の座っている場所はおそ松とトド松の間なのでチョロ松の顔が見れる、という訳だ



トド『ん?チョロ松兄さんどうしたの?』

『(ナイス!トド松)』

おそ『お玉取って、チョロ松』

チョロ『・・・・・』

『(やっぱ何かおそ松に怒ってるよね?無視してるし…)』

仕方なく自分でお玉を取ったおそ松



『え?』

おそ松に汁をぶっかけたチョロ松

おそ『ぶぁ…あっちー 馬鹿じゃねーの?! 馬鹿じゃねーの?!』

トド『何してんの?』

『おそ松大丈夫?タオル取ってこようか?』

そう言って席を立ちタオルを取りに行った
(場所は知っている)






戻ってみると・・・

『(ん?何か皆で笑ってる・・・?でも何でチョロ松立ってるの?しかも絶望…って顔してるし・・・)』

『おそ松、はいタオル』

おそ『サンキュー』

『何?何?皆で何話してたの?』

おそ『うんとね〜 チョロ松が

チョロ『コラー!言うなー!!! ってか前からコイツのこういう所ほんっと嫌い!』

おそ『は?』

チョロ『まじでデリカシーない 何で言っちゃうの?テンションだけのガサツ人間 死ねっ!』

おそ『はぁ?!じゃあ言わせてもらうけど そんな人間のエロ本を黙ってこっそり借りてるのはどこの誰〜?』

チョロ『がぁ・・・・』

『(エロ本?何の話し?チョロ松が怒ってた理由に関係あるのかな?)』

トド『えー?シコ松兄さんそんなゲスい事真似を?』

『(シコ松??)』

カラ『ちょっとひいたな…』

一『無いわー』

十四『無い、無い』

おそ『嫌、お前達全員同じ事やってるの知ってるからね?』

4人『え?!』

『(あ、そういう話か…まあ男の子だもんね…)』

トド『ぼ、僕はちゃんと自分のは押し入れに隠してるし…』

カラ『ふふふっ 俺は本棚の裏』

一『俺は床下』

十四『僕は屋根裏』

チョロ『この家エロ本何冊あるんだよ!!』

『(もぉ〜私居るのに何て話してんのよ〜)』

おそ『でも、俺は別に良いのそれで!だって兄弟だし、エロくても変態でも平気 なのにコイツときたら!な〜んか自分だけは違いますスタンス? 特にあの就活してますアピールが腹立つ!結果何もやんねーし!やってることと言えば部屋で一人シコ
 
キレたチョロ松が投げたポン酢がおそ松の顔面にヒット

おそ『いってーな!チョロシコスキー!!!』

チョロ『チョロシコスキーって誰だ?!チョロシコスキーじゃないし、お前の兄弟だし!』






結局私が帰るまでには仲直りしなかった


いつもの様に一松が私を家まで送ってくれた
帰り際「何か今日はごめん…」と謝られた






次の日トド松に
【もう仲直りした?】
と、LINEすると
【いつもの事だから大丈夫だよ 巻き込んじゃってごめんね】
と、返事が来た

いつもの事ね・・・何て迷惑な兄弟喧嘩だ・・・
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