dream(short)

□仲間なんて…。
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私は調査兵団特別作成班、通称リヴァイ班所属の兵士である


こんなことになるなら駐屯兵団か憲兵団に入れば良かったな…




リヴァイ『おいカノン、お前報告書はまだか?』

『兵長…すみません。もう少し待って下さい』

リヴァイ『ちっ…』

『すみません…』

リヴァイ『サラサ、お前もだ』

サラサ『すみませーん』

リヴァイ『ったく…』


サラサ『私、報告書苦手ー。ねぇカノンちょっと見せてー』

『いいよ、はい。』

渡したのが間違いだった…
まさかサラサがあんなことするなんて…

サラサとは同期で、私がリヴァイ班に入った半年後にサラサもリヴァイ班に入って来たのだ




『サラサ、報告書そろそろ返して貰っていい?兵長に提出しなきゃ…』

サラサ『あ、ごめーん。ありがとねー』




コンコン
『兵長、カノンです』

リヴァイ『入れ』

『失礼します。遅くなってしまい申し訳ありませんでした。報告書です』




リヴァイ『……おい、カノン。』

『はっ、はい』

どうしたんだろう…明らかに怒っている……私何かしましたか?


リヴァイ『お前、俺を馬鹿にしてんのか?』

『え…?』

リヴァイ『とぼけるな。サラサの報告書を丸写しして報告だと…?』

やられた。
でも否定したところで私の言葉は信じて貰えないだろう……

リヴァイ『今すぐに直してこい』

『すみません…』
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