私の愛する騎士様は
□二話
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城について、三騎士の部屋に向かった私達四人は、メタナイト卿を訪ねた。
「メタナイト卿・・・ちょっといいかしら?」
フームがメタナイト卿に今までの経緯などを話している間、私はソードとブレイドにガン見されていた。
居心地悪いわ〜。
ブレイドはともかく、ソードは結構長身なんだな〜とか呑気に考えていてふと気づく。
こいつらそうとう小さい設定じゃなかったっけ?
じゃあ私は・・・縮んだってこと?
確かめたい・・・。
そう思った私はソードに声を掛けた。
「あの・・・鏡とかあります?」
「何に使うつもりだ。」
「いや・・・普通に自分を映すためですけど?」
「信用できないな・・・。」
「じゃあ、私身長どのくらいに見えます?」
「は?」
「身長ですよ。身長。」
何かスゲーびっくりされてんだけど。
「ブン殿より少し高いくらい・・・だな。」
「・・・そうですか。」
「え〜俺こいつより小さいの〜?」
おもっくそ縮んでる!(ブン無視)
そんなアホな会話をしているうちに、フームとメタナイト卿・・・めんどいから卿でいいや。
卿は、話が終わったらしく、こちらに歩み寄ってきた。
「万生といったな。」
「はい。」
私市ボイスktkr!
「そなたのことは私が監視する。」
「え?」
「まだ、そなたのことを完全に信用したわけではないということだ。そなたが危険な存在ではないと分かれば自由にしていい。」
「は、はあ・・・。」
「しばらく私達と共に過ごしてくれ。」
そこでフームが苦い顔をしながら言う。
「まさか・・・部屋も同じなの?」
「・・・監視をするためだ。」
えーーーーー!
そんな・・・イケメンと一つ屋根の下って・・・そんな・・・そんなの・・・。
「萌えるじゃないかーーーーー!」