君がいる夢、あなた達がいる夢
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私はゲームが大好き。
それはどんなジャンルであっても。
1人でも楽しいけれど、2人ならもっと楽しい。
3人、4人ならどれだけ楽しいんだろう。
でも私の友達はゲームに興味がない人ばかりで、一緒に遊べるのは弟しかいない。
弟が寝てしまって1人でゲームをしていたら妙に虚しい気持ちになって、セーブをしないまま電源を切った。
ゲームは楽しくやってこそだ。
楽しくないなら、やる意味はない。
誰か、誰でもいい。
一緒にゲームができる人がいてほしい。
年齢も性別も気にしない。
楽しければ、それで。
あ、もう3時。
珍しく夜ふかししちゃったな。
寝よう。
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目を開いた。
布団にくるまって眠りについたはずの私は、4人の男の人に囲まれてゲームをしていた。