Title
□・隙間と貴方
4ページ/7ページ
ああ、なぁんだ。
きっとそう。
どうして気が付かなかったのだろう。
貴方と私が無事出会えたからには、もうあんなもの、用済みなのに。
貴方はどうしてそれに気付かないのだろう。
どうしてまだ私じゃなくそんな無機質な球体を追ってるのだろう。
私が気付かせてあげなければ。
ああ 、 全く。
世話の焼ける人。
貴方の悲鳴が聞こえた。
.
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ