もう一度恋をする
□The Philosopher's Stone
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「うわぁ〜!!!ライオンだ!!」
目をキラキラさせながらマリアはライオンの檻に近づく。
11歳には見えないくらいキラキラしている。
「こんにちはライオンさん」
マリアの言葉に目を見開くライオン。
ライオンは、口をモゴモゴすると。
『こんにちはお嬢さん。まさか我々のようなものとしゃべれる人間がいるなんて...』
「私も最初は驚いた。けど、もうなれちゃったしね〜〜」
ライオンとマリアは話が盛り上がっていく。
そろそろ周りの人から変な目でみられるまえにフィンズが来る。
「さて、そろそろ違うところを見に行きませんか?」
「あ、そうだね!!またね!ライオンさん!」
『はい』
マリアはライオンに手を振る。
「次はどこに行きますか?マリア」
「うーんと...そうだねぇ...。あ!爬虫類がみたい!」
「爬虫類ですか...確かこっちに爬虫類コーナーはあったような...」
「あ、あれじゃない??!!!」
「そうですね。あれですね、、、入りますか?」
「うん!!」
「う〜んと...一番大きい蛇はどこかな〜...あ!いた!って...先客がいる!」
マリアの向かった先にはマリアと同じくらいの歳の男の子2人いた。