もう一度恋をする

□The Philosopher's Stone
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「「「?!!」」」


突然の声にバッと顔をあげる3人。
そこには


「なんじゃ、、、ルルーキ達か」


マリアの友達あり、従者であるルルーキ、フィンズ、フラン、コロンがそこにいた。


「ハリーは、無事だったのね」

「ええ」


会話があまりつづかない。


「して、ルルーキ達はなぜここに?」


ダンブルドアの問いかけに4人はフッと微笑む。
そして、フランが腕の中にある赤ん坊をみせる。


「やっと...やっと見つけたの」


その赤ん坊をみて3人は驚愕する。


「アリス...なのか?」

「えぇ、そうよ」

「アリス様はやっと生まれ変わったんです」


ルルーキ達は愛おしそうにマリアをみる。


「ルルーキよ。アリスはどうするじゃ?」

「もちろん俺たちが育てる。だが、今はアリス様であっても、アリス様ではない...」


「だから、ちゃんとそこらへんは考えるわ」

「そうか...。それでは11年後ハリーと一緒に?」


「ああ。ハリーと一緒にホグワーツに通うことになるだろう」

「うむ...。分った」


ダンブルドアはうなづくと


「そろそろ時間じゃ...」


ハリーをそっと戸口におく。


「さてと...これですんだ。もうここにいる必要はない。帰って祝いに参加しようかの」

「へい」


ハグリッド声をくもらせる。


「シリウスにバイクをかえしてきますだ。ダンブルドア先生様、マクゴナガル先生、ルルーキ、フィンズ、フラン、コロンおやすみなせえ」


ハグリッドはオートバイにさっとまたがり空にまいあがり、、、夜の闇えと消えて行った。


「...後程でお会いしましょうぞ。マクゴナガル先生」


マクゴナガル先生は答えのかわりに鼻をかみ、スッと小さくなって消えた。


「...それでは、わしもそろそろ戻るのぉ...」

「あぁ」

「私達もそろそろ戻らなきゃね」


ダンブルドアは、うなづく。


「ふむ。それでは11年後...かのぉ...」

「そうだな」

「...幸運を祈るよ。アリス...そしてハリー」


ダンブルドアはそうつぶやくとヒュッというマントの音とともに消えた。


「私達も帰ろう」

「そうだね」


アリスはぐっすり眠っている。


4人はクスッと笑う。


「とりあえず今は...」



















「「「「おやすみなさいマリア」」」」





  


  
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