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【是絽目線】

ふらふらしながら家に帰り、ソファーに寝て、天井を見上げる。

単はまだ帰ってきていない。

壁にかけた時計を眺めると既に11時を過ぎていた。

普段は10時を過ぎるとお腹がすいてしまうけど、今日はそんなことはなかった。

ただただ気分が悪く、気持ちがさえなかった。


「ただいま。あ、是絽!はやかったね!!依頼、なんだって?」

初めての依頼を楽しみにしていた単の前でこんな姿は見せられない。

普段通りをよそおう。

「人探しだよ。ーーーーー」

ボスから聞いた説明をそのまま話す。

「孤児…かぁ…はやく探してる人を見つけてあげようね。」

単のこうゆう姿を見ると心優しい奴だなとおもう。

「そうだな…。午後にでも行ってみるか。」

明日とか、先のばしにしてはならない。

まずは行ってみないとらちが明かないから。

「うん!はじめてだから色々教えてほしい。」

「わかったよ、」

午後に、孤児院に行くことが決まった…。
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