short stories

□请与我结婚
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「请与我结婚……ワタシと結婚して下さい。六花」
『劉!……っう…』

単純に、嬉しかった。
今までの思い出が走馬灯のようによみがえった。

「六花、」
『…劉……これからも…』


よろしくね、と言いかけた時、

「エンダァァァァァァァァァァァァイァァァァァア〜!!!!!!」
「早ぇよモアラ!!!!!!」

某曲を歌いながら岡村さんが入ってきた。
その後ろから、福井さんが岡村さんに跳び蹴りをするように入ってきた。

「痛いぞ福井!!!!」
「お前が悪い」
「ホントバカだよね」
「これだからモアラは…」
「紫原に氷室まで…」

モアr……じゃなくて、岡村さんがうなだれていると、さらにその後ろから蹴りが舞い込む。

「ケーキ崩れるだろうがさっさと入れ!!!!」

ケーキを持って入ってきたのは、何と荒木さん。
結構大きめのケーキだ。


「おめでとう、六花」
『…ありがとう、ございます……』
「…そこでだ。ほら、劉と六花で包丁を握れ。…劉、いつまでも岡村を睨むんじゃない。」
『…えっと……』
「…はぁ。俗に言うケーキ入刀だ。」

………結婚式のあれですね。
でも何でここで…

「いいから早くしろ!!」
『は、はいっ!!!!』

言われた通り二人で包丁を握りケーキに刃を入れる。

「And I〜♪will always love you〜♪」


氷室くんの歌声が聞こえた。
それと同時に元々いた人数にしては多い拍手が部屋に響く。

部屋には何故かこの店の店員さんに、様子が気になったらしいお客さん。




「六花、」
『何?………ん…っ!!//////』

キスされたと同時にいっそう拍手が沸き上がる。


「これからも、よろしく。」
『!…こちらこそ……。』





────
『何て呼べばいいかな』
「向こうではフルネームかあだ名で呼ぶことが多いアル。」
『…劉、偉……?』
「!……………」
『……?どうかした?』
「((…上目使い……!!/////))」




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