short stories

□ばかっぷるツーシン
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う……羨ましいッス。
確かに赤司っちをスルーして食べてたらいたたまれない感じあるけど!!!
だからって…!!!

「む、紫っち!!」
「何?あげないよ?」

…………撃沈したッス。
というか、よく見たら3つしかないじゃないっスか!!!!!
元々赤司っちにあげる予定だったって事ッスか……………

「ねぇ、敦。今日だよね?スイパラ行くの」
「そうだよ〜」

……そういえば、そんなような話をしていたのを聞いた…ような。
ちょうど今日部活ないし…。

「オレ奢るから〜」
「ホント!?ありがと〜♪」

……嫌がりもしないで六花に抱き着かれながら、紫っちは六花の頭を撫でている。
その時の六花の心地良さそうな笑顔と言ったらそれはもう天使みたい。

「赤ちんはど〜する?」
「一緒に行っていいのかい?」
「いいよいいよ!」
「じゃあ、行かせてもらおう。」

赤司っちぃ……………。

「そうだ!せっかくだから緑間くんとさつき誘っていい?」
「いいよ〜。」

くぅぅ……。
緑間っちまで………。

「──あ、さつき。今日スイパラいかない?……あ、そっか♪ふふふっ。じゃあ楽しんでおいで♪じゃあねー」

ん……?
駄目だったんスか………?

「黒子くんとデートだから行けないって。」
「ふぅん〜。じゃあ4人だね〜」

黒子っちィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!
いつのまにリア充ゥゥウウ!!!???

「……じゃあ、放課後、校門に集まろっか」
「真太郎は僕から誘っておくよ」
「ありがと、赤司くん」

緑間っち……
断れないッスね。赤司っちに言われたら……。
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