short stories
□日常…?
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「あ。フェリド、ちょっといいかな?」
『何、六花』
「いいからいいから!」
『?』
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「じゃーん!」
『えーっと…六花、これって…』
「クルル様ヘアー♪」
『見つかったら殺されるよ僕』
「はーい、行くよ!」
『まさかと思うけど…』
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「…あら、六花……おい。何だそれは」
「六花がやったんだよ〜、コレ」
『可愛くないですか?』
「可愛くない」
『あうっ……』
「……六花、こっちへ来なさい」
『?はい……』
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『わ、私までクルル様ヘアー…』
「やったね。三人でお揃いだ」
「お前は今すぐほどけ」
「ひどいなぁー、クルル。せっかくだから写真でも----」
「あは、何か言った?」
「…‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
『ク、クルル様!私と撮りましょう……?』
「それなら良いわ。……フェリド、撮れ」
「…はいはい」
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「……なかなか良い写りね…」
『ですね…』
「そこに飾ろうかしら」
『えっ、』
「……フェリド、」
「分かってるよ〜。」
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「-----それで、急に呼び出して何かあった?」
「ミカ。これを見なさい」
「!…六花…と、クルル……?」
「そうよ。同じ髪型で撮った写真よ」
「……それで?」
「それでって何よ」
「((…………まさか…これを見せるためだけに……⁉︎⁉︎))」
→あとがき