short stories

□日常…?
1ページ/2ページ


「あ。フェリド、ちょっといいかな?」

『何、六花』

「いいからいいから!」

『?』

------------------------

「じゃーん!」

『えーっと…六花、これって…』

「クルル様ヘアー♪」

『見つかったら殺されるよ僕』

「はーい、行くよ!」

『まさかと思うけど…』

------------------------

「…あら、六花……おい。何だそれは」

「六花がやったんだよ〜、コレ」

『可愛くないですか?』

「可愛くない」

『あうっ……』

「……六花、こっちへ来なさい」

『?はい……』

------------------------

『わ、私までクルル様ヘアー…』

「やったね。三人でお揃いだ」

「お前は今すぐほどけ」

「ひどいなぁー、クルル。せっかくだから写真でも----」

「あは、何か言った?」

「…‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」

『ク、クルル様!私と撮りましょう……?』

「それなら良いわ。……フェリド、撮れ」

「…はいはい」

------------------------

「……なかなか良い写りね…」

『ですね…』

「そこに飾ろうかしら」

『えっ、』

「……フェリド、」

「分かってるよ〜。」

------------------------

「-----それで、急に呼び出して何かあった?」

「ミカ。これを見なさい」

「!…六花…と、クルル……?」

「そうよ。同じ髪型で撮った写真よ」

「……それで?」

「それでって何よ」

「((…………まさか…これを見せるためだけに……⁉︎⁉︎))」





→あとがき
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ