銀魂 短編
□この気持ちは…?
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サドー沖田総悟ーの顔であった。
何か間抜けな事でも起きないかな…と原チャリが通り過ぎる。
一瞬だが奴の事を見た。
すると、気のせいか目があった気がした。
朝っぱらから最悪だ…。
だが少し気になる事もあった。
奴の表情に少し陰りがあった。
…どうしたのだろうか?
何故だか奴の表情が頭から離れない。
私は無意識の内に考えこんでいた。
銀 おい!…おい、ついたぞ神楽!
名前を呼ばれて「はっ!」とする。
神 えっ、うん…。
慌てて、原チャリから降りる。
銀 …どうした? 眠いのか。
不思議そうに聞かれる。
「眠い」って…今、9時たぞ おい! と思いつつも、
私はいつも通りに振る舞う。
神 何でもないネ。酢昆布〜♪
そう言って、コンビニに駆け込む。
銀 ちょ…、待てって!
慌てて後を追う銀ちゃん。
どうやら、誤魔化せたようだ。
だって、嫌ではないか。
一瞬でも、あのサドについて自分が考えていた。
なんて、他人に知られるのはいやではないか。
神 冗談じゃないネ…
ボソリとつぶやいた。
銀 …? どうした。
またもや不思議そうにする。
ったく、妙に反応する天パアルな…と内心おもいつつ
神 銀ちゃん、酢昆布買ってほしいアル。
カゴから溢れそうな程の酢昆布をみせた。
〜神楽side終了〜