銀魂 短編
□この気持ちは…?
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〜神楽side〜
いつもと同じよう、私は仕事がないのでゴロゴロとくつろいでいた。
しばらくすると、酢昆布がないではないか。
買うのが面倒だな〜と思っていると
ちょうどいい所にちょうどいい奴がいた。
銀 おっ! 今日ジャンプ発売日じゃん。コンビニ行かねぇと。
そういって、銀ちゃんは支度をしている。
こいつは、買ってこいと言って買う奴じゃない。
しかし、一応いってみた。
神 銀ちゃん、酢昆布が切れたがらついでに買って来てネ。
リビングのソファーから私は言う。
すると、予想通りの返事が帰ってきた。
銀 んなもん、自分で買って来いよ。
気だるそうな表情に頭を掻きむしりながら言う。
でも、銀ちゃんはたまに
私が酢昆布を買うときに「いちご牛乳もな〜」
と言って買わせに行かせる。
なので、一応上司とはいえズルいと思った。
それが表情に出たのか…
銀 わーたよ、そんな目で見んな。一緒に行くなら文句ねぇだろ。
と言った。
こうして、私は銀ちゃんの原チャリに乗せてもらい
コンビニに行く事になった。
私も支度を終え、傘を片手に原チャリの後ろに乗る。
銀 ちゃんと乗ったか。
神 うん。
確認を終えると原チャリは発進した。
銀ちゃんの原チャリにまともに乗ったのは、始めてだなと思った。
原チャリが進む間に感じる景色と風はとても心地よいものだった。
何せ定春で走っている際は
大抵、急ぎか何かで景色など見ている場合でないからだ。
そんな、貴重な体験をしていると見慣れた影が1つ。