long/温かな光

□2-11 r18
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「な」


ベッドの上、ナマエの両手首を左手で束ねて、その体に跨がった。
右手で服を捲ると、白い肌が見えた。


「どこが汚い。俺に教えろ」

「や、やめ…」

「ナマエ、お前はどこも汚くなんかない」

「ダメ、リヴァイ…!」


じたばたと暴れるナマエだが、俺は構わず胸に触れる。
シャワー後のナマエは、ブラジャーを身に付けていない。しっとりと柔らかい感触に、ドキリとした。


「ちょ、待っ…」

「散々待っただろうが」

「や…」


先端に少し指が触れただけで、ナマエの体が跳ねた。
その姿に興奮する。


「違うのリヴァイっ、本当に…いや、ダメ…」

「素直に従っていればいい」


もう片方の乳首を口に含み先端をそっと舌先でつつけば、ナマエからは艶かしい声があがった。


「ん、は…だめ、…っん、はぁ」

「ナマエ」

「や…ぁ」


左手の拘束を解くも、もうナマエに俺を拒む様子はなかった。


「ナマエ…好きだ」

「ん、わたしも…あ、ぁっ」

「っ、ナマエ」

「リヴァイ…っ、好、き」


はぁはぁと荒く呼吸しながら、ナマエは涙目で欲しい言葉をくれた。


「そうか…良かった」

「ん、好きっ、…好き」


ナマエの体にキスを落としながら、自分の体を移動させていく。
両足を開き、ソコに口づける。


「あ!や、ぁ…あっ」

「ナマエ…綺麗だ」

「ん…、っは…ぁ」

「綺麗だ」


ナマエが泣いている。
理由はわからなかった。
俺に抱かれたくないのかもしれない。
痛いのかもしれない。

わからなかったが、とにかくその体を貪った。


「ぁ…リヴァ、イっ、あ、んぁ、も…」


充血し膨れてきた突起を舌で弄んでいると、ナマエの体がビクビクと動き始めた。
ひくついているソコに指を這わせば、ナマエの体が大きく跳ねる。


「や、イっ、ちゃ…ぁ、ああ、ぁ…あ!」


痙攣し、ナマエは達した。


「ナマエ…綺麗だ」


首筋に顔を埋めてキスをする。


「…リヴァイ」

「好きだナマエ」

「リヴァイ…嫌いに、ならないで」

「誰がなるか…」

「ずっと」

「…ああ」


待てない俺は、早急に自身を取りだしナマエに宛がう。
自分の様子とナマエの濡れ具合を確認して、ゆっくり挿入した。


「っ、ナマエ…力抜けっ…」

「んん!っ…はぁ、あ、っあ」

「息、吐けナマエ…」

「あ、っ!んっ…ん、ぁ」


ゆっくりと沈めていき、全部入った時、ナマエがビクンと大きく震えた。
またナカがキュンと締まる。


「お、おいナマエっ…く」

「っん…、イ…イっちゃった……」


呼吸の合間にナマエが言った。
持っていかれそうになる感覚を必死でこらえ、腰を動かし始める。


「ん、ぁあ、っ、はぁ…あ、ぁん…」


ナマエから出る甘ったるい声に聴覚が刺激される。


「くそっ……」

「んっ、ん…っぁあ、あっ、ん…」

「…ダメだ…ナマエっ、出る…!出すぞっ」

「ぅん、あ、ぁ…あ!ぁあっ、ん…っ!」


激しく腰を打ち付けて、ナマエのナカに全てを流し込んだ。
と同時に、ナマエもビクリと体を跳ねさせる。


(いっそ、孕んでしまえば……)


またナマエが泣き出した。


「…怖かったか、ナマエ」

「違う、わた、し……」

「綺麗だ…ナマエ」

「…リヴァイ、わたしね、」

「ナマエ。何があっても、お前は汚れない」


繋がったまま、ナマエの体を抱き締める。


「え」

「知っていた。王都での事」

「………」

「綺麗だ、ナマエ」


何か言いたげな唇にキスをして、溢れる涙を舌で拭った。
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