long/温かな光
□2-7 r18
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王都へ行く前日。
リヴァイは何度もわたしを抱いた。
「リ、リヴァイ…もぅ無理ぃ」
「俺は、まだ大丈夫だが」
「もぅ…っ、はぁ」
何度果てても、与えられる快感には抗えない。
リヴァイの額に汗がにじんでいる。
わたしの腰をしっかりと抱え、粘性の音と乾いた音を同時に立てて、リヴァイはわたしを再び高みへと昇らせていく。
「ほら、ここだろ、…っ」
「ぁ、あぁっ、やぁっダメっ」
「くっ……」
わたしの気持ちいいところは、どうやらリヴァイにとっても気持ちのいい場所らしい。
「あ、ダメ、ぁっ、リヴァイっ…!」
「っ俺も、出る…出る、出すぞ…っ」
「あぁ、あっ…んぁあ…!」
ビクビク、とわたしの体が跳ねる。
リヴァイが息をあがらせている。
ずる、と彼のものがわたしから抜けた。その感覚にさえ、体が快楽で震えた。
「ナマエ…好きだ」
滅多に口にしない事を彼は言い、ベッドに腰かける。シャワーへ向かう前に、一息ついているのだろう。
そんなリヴァイを驚いた瞳で見つめていると、「なんだ、物足りないのか」と彼はにやりと笑った。
シーツで体を隠しながら、彼の背中に抱き付く。
「わたしも、好き」
「ナマエ」
「え」
突然リヴァイはわたしの方を向いて、シーツごとわたしを抱えた。
「え、何リヴァイ…!」
「シャワーだ」
「ちょ、ちょっと待って、やだっ」
「何が嫌だ。体の隅々まで洗ってやる」
抵抗も虚しくシャワー室へ連れて行かれたわたしは、そこでもう一度、彼に激しく抱かれたのだった。
(体がもたないっ…!)