long/温かな光
□４ r18
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リヴァイの荒々しい口づけの意味がわからなかった。
「ん……っ」
彼の右手は私の後頭部を押さえつけている。
息をする事さえ許されない。
何度も角度を変えて行われる口づけに、飲み込めなくなった唾液が口から溢れだして喉をつたう。
「ん、はぁ…っ」
「変な声出すな」
「ん、空気…っ吸っただけだから…っ」
ぐい、と腕を引かれて立たされる。
そのままベッドへ連れていかれて、どん、と倒される。
「痛っ」
「お前にはヘドが出る」
「な」
そして繰り返される口づけ。
「やっ、やめ…」
「やめられるか」
「ちょっと、待っ…」
そして彼の手は、服の上から胸に触れた。
「や、っ…！」
「エルヴィンは良くて、俺はダメか」
なんで、そんな事…
嫌だ、待って、やめて…！
だけどリヴァイは次々とわたしの服を奪っていく。
「嫌だ、どうしてリヴァイ…っ！」
「お前に拒む権利はねぇ！」
あらわになった胸を両手で揉みしだかれる。
「や、めっ…」
胸の上に落とされたキスは、鈍い痛みを放って、赤い色を残した。
「印をつけてやるよ、そしたらもう、エルヴィンの所なんかに…！」
「や、やっ」
ぐい、と足を開かされ、突然そこへ圧力が掛かる。
「！！？」
「く、…力、抜けっ！」
リヴァイが入ってくる。
「やだっ、やめてリヴァイ…！」
「力を抜け、ナマエ！」
まだ濡れていない。
感じていない。
…好きじゃない。
「ナマエ…っ！」
それなのに、
「ぁ、…！」
ぐん、と彼が奥まで入った瞬間、じんわりと、結合部が温かく濡れた。
「や、ぁ…」
「んだよ、潮吹いてんじゃねぇか…っ」
「ん、だめ、やだぁ…抜いて…」
懇願とは裏腹に強まる律動。
「ナマエ…っく、っ」
「ぁあ、あ、ダメ、リヴァイ、いやぁ」
「…っ、はぁ、濡れてきたな…」
「でも、いやっ、あ！っダメっっ…！」
体がビクン、と震えた。
イったのだ…リヴァイの律動で、達してしまった。
「も、やぁ」
「嫌じゃねぇ、俺はまだなんだよ」
にやりと笑みを浮かべながら、イったばかりのわたしに腰を打ち付ける。
「ぁ、ぁあ、っ」
「く」
「ん、っあぁあ…」
「お前と俺は、」
「ぁ……んんっ」
「知り合いだ…！思い出せ…っぁ」
彼はわたしの足をあげ、肩に乗せた。
結合が深くなる。
彼の質量が増した。
「ぁ、いや、ぁあ…！」
「っ、ナマエ、っイく、っ――！」
わたしの体の中で脈を打つリヴァイ。
同時に再びイってしまったわたし。
わたしは、リヴァイに抱かれてしまった。