H×H〜短編 裏なし〜
□優しい師範代
1ページ/6ページ
「はいっ、今日の修行はここまで!ズシ、レイ、もういいですよ。」
「おっす!!」
『ぉっすぅ〜』
ウイングさんの一言で私とズシは【発】を終えた。
疲れてぐったりしているとウイングさんは「よく頑張りましたね」と言って頭をなでる。
それがたまらなく嬉しくてニコニコ笑う私にウイングさんも微笑みかけてくれる。
「では私は少し用事があるので出かけてきますね。」
そう言って出かけようとするウイングさん。
『ウイングさん!!ちょっと待ってください!!』
首を傾げながら立ち止まるウイングさんに近づいて、シャツをズボンの中に入れてあげた。
ズシはそれを見ながら笑っている。
『いってらっしゃい!!』
そう言うと頭をポリポリかきながら「行ってきます。」とだけ言って去っていく。
私はそんなウイングさんが…
とっても…
大好き!!
.