短編小説
□誤解
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夜。中島一樹は夢を見ていた。
誰も居ない教室で自分と親友の鹿嶋達也と二人きり。
無言で親友が後ろから自分を抱きすくめシャツの中に手を入れ弄る。
「なっ…ちょっと、達也・・・!?」
驚いている一樹を押さえつけ、達也の手は徐々に一樹の下半身の方へと向かっていった。
そして股間に手を伸ばし、足の付け根から腿にかけていやらしく撫でつける。
「ふぁ・・・っ・・・・何して・・・」
その手を止めようとするも、不意に一樹の中心をズボンの上から掴まれ、思わず声を上げる。
手は止まることなく一樹の股間を揉みつけた。
「はぁっ・・・あ、やっ・・・やめてよ、達也ぁ・・・・」
顔を染め上げ息を漏らす一樹の身体を生き物のように達也の手が這い回る。
そしてその手はズボンの中にまで侵入し、一樹のモノに直に触れ、扱きはじめた。
「あぁっ・・・ッ・・・やっ・・・」
右手でペニスを扱かれ、左手で胸のあたりを弄られ、一樹はあられもない声を上げた。
達也の手の動きはだんだんと激しくなっていき、一樹は快感に耐えきれなくなった。
身体を前のめりにして膝を震わせた。
頭の中に電撃が走り、一樹は上ずった声と共に達也の手の中に精液を吐き出した・・・・・