短編小説

□生徒会の不純
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「ふっ・・・ぁっ・・・会長・・・・・」


 ベッドと勉強机ぐらいしかないよく整理された部屋の中、
生徒会長は僕の肩を抱きキスをしてくれた。
 生真面目な性格の彼らしい、無駄なものが一切ないその綺麗な部屋に入るのは初めてで、
僕の胸は先ほどから緊張でドクドク言っていた。

 
「智哉・・・」


 低く色っぽいその声で僕の名前を呼ぶ生徒会長は思わず見惚れてしまう程格好良くて、
僕の顔がどんどん赤くなっていくのが分かった。
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