short

□心の支え
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俺がソロでデビューしてから
長い時間が過ぎた

いまではグループとして活躍してるけど
昔はどうすればいいかわからなかった
でも、今ではメンバーのみんなに感謝してる

でも、メンバー以上に支えになってたのが
俺が一番愛してる
えりだ。

BEASTとして、有名になるまで
俺のことを影から支えていた

いつかそんな彼女に恩返ししないといけないって思ってた

でも、俺が有名になればなるほど
会う時間もなくなっていって
連絡取る時間もなくなってた


これからっていうとき
俺は彼女のこと思い出して
電話をしようと思った

久しぶりに電話をしたとき
えりの電話は繋がらなかった
番号が変わってたのだ

最初はなんかの間違いだと思ってたんだけど
事実だった
共通の友達にも聞いてみたけど
まったくわからないって言われた

そこからはよく覚えてない
メンバーには最近頑張りすぎじゃない?
ってよく聞かれた記憶がある


俺の心の支えだったえりは
いなくなった

もう、今回は諦めるしかないとも思った
でも、好きだった人でもあるから
諦めれるわけがなかった


コンサートがあるときはお客さんの
席にいないかと毎回見ていた
でもいなかった

俺の心の支えは
いつの間にか消えていた

気が付いたときには
俺の心の支えはメンバーになっていた
でも、どこかに心にはぽっかりと空いていた

YS「ギグァン、もう長い時間が過ぎたし、もう一回探してみたら?えりのこと」

ヨソプは学校が同じだったから
えりのことを知ってる

ヨソプの言うとおり
もう一回探してみようと思った

きっと近くにいることを信じて

いつか、俺の心の支えにまたなってくれることを信じて
俺はお前を探し続けるよ

えり...

















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