short

□約束
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小さいころに約束した
あの約束
あの約束をあなたは覚えてるのかな…



小さい時に約束それは

「僕が大きくなって有名になったらかならず迎えに来るから」

そういってあなたは街のほうへと引っ越した

そんな小さな時の約束を信じてるのは
自分だけかもしれない…
でもその約束を信じて私はここまで頑張ってこれた

あなたに会いたいがために
私はテレビ局に就職した

あなたにはなかなか会えなくて
気がつけばあなたはすごく有名なグループに
なってた

テレビ局に入って
自分が入ることになったのは
アナウンス部
アナウンサーになることになったのだ

もしかしたらインタビューというかたちで
会えるかもしれないという
ほんの少しの可能性にかけてみた

入社して3年目

新人扱いもなくなって
今では新人アナウンサーの教育も
任させられるようになった


上「おーい。えり。ちょっときてもらえるか?」

「なんでしょうか?」

上「ちょっとなこのコンサートに出る、BEASTのインタビューを頼みたいんだけど」

「え?いいんですか?」

上「ユナから聞いたら、お前が適任だっていうからな」

ユナ先輩…
私がペンであることをしってる唯一の先輩
私の教育担当だった人

上「やってくれるか?」

「もちろんです」

こうして、ずっと願ってたことが現実になる
ただ、向こうは私のことを覚えてるのか不安


そうしてるうちに
インタビューをする日

インタビューをするために向かったのは
ホテル

ホテルの一室に入ると
まだそこにはメンバーはいない

マイクなどのセッティングをしていると

ス「BEASTさん入ります」

DJ「こんにちは」

「こんにちは、今日はよろしくお願いします」

メンバーとあいさつを交わして
インタビューへと突入する

「では、次の質問はペンのかたから頂きました。みなさんの初恋はいつですか?」

ずっと気になってたことが解決するかもしれない質問

「では、ジュニョンさん」

J「初恋はすごく小さいころですね」

「どんなかただったんですか?」

J「かわいらしい人でした。僕がこっちに来てしまってからは連絡もしてないんですけどね…」

その話を聞いたメンバーの人たちはジュニョンをからかいだした

ジュニョン…
私がもしかしたらその子かもしれないのに…


インタビューが終わってメンバーのみなさんと
少し話すことになった

Y「そういえば、お名前なんて言うんですか?いきなりインタビューになっちゃって聞けなかったので」

「えりといいます。」

J「っ…」

DW「ジュニョンヒョンどうしたんですか?」

J「いや…なんでもない」

明らかに様子が少し変わったジュニョン
思い出してくれないのかな

DJ「きれいですよね」

「そんなことないですよ笑」

マネ「お前たち車の準備できたから、行くぞ」

BEAST「はいはい」

そういってBEASTのメンバーは
次の場所へと移動を始めた

そして、最後に出ようとした
ジュニョンが私の近くに来て
私にしか聞こえないような声で言った


J「あともう少ししたら、ちゃんと迎えに来るから。だから待っとけよ」

「・・・・っ」

ジュニョンの顔を見る

そこには満面の笑みを浮かべる彼がいた

私が何か言おうとしたときには
もう彼はその場にいなかった


覚えてくれてたんだ
あの約束
それだけどもうれしいのに
ちゃんと迎えに来てくれるって言ってくれた
その言葉を聞いてすごく安心した
そして、私はあなたに惚れ直したんだ




END オマケ↓


G「ジュニョンどうしたんだろ?なんかいいことでもあったのかな?」

Y「さぁ、ジュニョンなんかいいことでもあった?」

J「ん?別にたいしたことじゃないよ」

DJ「絶対にあったな」

H「さては、小さいころに約束した女の子に会えたのか?笑」

J「!!!!!!」

Y「そうなのか!?ヒョンスンなんでわかったの?」

H「勘」

J「お前…」

DW「だれだったんですか?」

J「さっきのアナウンサー笑」

これを言った時の笑顔を
メンバーが忘れることはないだろう…















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