自由と正義と運命と


□入学
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あの入学テストから3日後、ついに学園の登校日となった
その間にキラ達は移動手段が歩きだけだと疲れると思い、それぞれバイクを買ってきた
その他にも、キラはPCとパーツ、コーヒーメーカーに数種類のコーヒー豆を買った
アスランは、ジャンクショップなどへ行って機械のパーツなどを買い、本屋へ行って機械工学の専門誌を数種類買った
シンは、3人分の携帯や服などを買ってきた




「ついに3日経ったね…」

「そうですね…」

「こんな年にもなって学業とはな…」

「「「ハァ…」」」

3人仲良く落ち込んでいると

「お前ら、何を落ち込んでいる。さっさとついてこい」

織斑先生が後ろから呼んできた

「「「ハァ… 判りました…」」」

「さっさと行くぞ」

「「「ハイ…」」」

そうして織斑先生の後を重い足取りの3人がついていった






キラside

教室の前に立つと、何やら騒がしくなっていた
どうやら一夏君が自己紹介したようだ
織斑先生はため息をつき、頭をおさえながら

「待っていろ、すぐ終わる」

と言い、中に入っていった
すると、確実におかしい音が聞こえてきた

(((何があったんだろう?)))

そんな事をキラ達は考えていた

「今日はISの試験が遅れたため入学式にこれなかった生徒を紹介する・・・ヤマト、ザラ、アスカ、入れ」

その言葉が聞こえると、キラ達は教室に入った




一夏side

(なっ、男?!?)

「自己紹介をしろ」

「判りました。じゃあ、まずは僕から
僕はキラ、キラ・ヤマトと言います。これから宜しくお願いします」

(っは、まずい!)

すぐに俺は耳を塞いだ
そして、ヤマト達にも塞ぐよう合図した
3人はそれを見てすぐに耳を塞いだ

「「「「「き……きゃああああああああああああ!!」」」」」

「美形で紳士系!!」

「ヤマト様〜〜〜〜〜〜!!」

「キラ様〜〜〜〜〜〜!!」

「グフッ!」「グハッ!」

(((大丈夫なの/か、このクラス?!ってか何人か鼻血だしたり吐血したりしてるけど?!)))

キラ達3人は全員同じ事を考えていた
一方一夏は

(男がいて良かった〜!)

キラ達が来て安堵していた

(箒は大丈夫かな?)

一夏がそう思い箒の方を向くと、机に突っ伏したまま、ピクリッとも動かない箒が目に入った
ドンマイ箒

(でも、ニュースにも出てなかったよな?)

一夏はふと疑問に思うのだった


一夏side end





「お前達、静かにしろっ!!」

織斑先生の一言でさっき騒いでた生徒達が一斉に黙った

「ザラ、アスカ、お前達もだ」

「判りました。
俺はアスラン、アスラン・ザラだ。宜しく頼む」

「俺はシン。シン・アスカです。これから宜しく」

アスランとシンの時は黄色い声援が鳴らなかった
理由は…言わなくても判るだろう

「ヤマト、ザラ、アスカの3人は開いてる席に座れ」

そう言われキラ達は開いてる席に座った

(((これから本当に大丈夫なのかな/なんだろうか?)))

キラ達はそんな事考えてまた、ハァ…とため息をついた

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