自由と正義と運命と


□IS学園
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ここは、キラ達がいた世界とは違う平行世界
『IS』、通称『インフィニット・ストラトス』という特殊なパワードスーツで女尊男卑の世界になってしまった
そして、日本から少し離れた島にある学園があり、その名を『IS学園』という。IS学園は世界各国からIS乗りが勉強しにくる学園である
そのIS学園の職員室である2人の先生が話していた

「しかし、驚きましたね」

緑髪の眼鏡をかけた女性が、隣にいる黒髪の稟とした女性に話しかけていた

「そうですね、まさか私の弟がIS乗りになるとは、思いもしませんでしたね」

「何で女性しか反応ISが反応しちゃったんでしょうね?織斑先生は、どう思います?」

緑髪の女性は黒髪の女性…織斑先生に尋ねた

「私にも判りません。束にも判らないんじゃありませんか?山田先生」

織斑先生は緑髪の女性…山田先生
にそう答えた

「そうですね」

そんなときだった

「ズドォォォォォォン!」ッ!?」

「一体何g『緊急事態発生!第2アリーナにて侵入者、手の開いている先生方は至急第2アリーナへ!繰り返す、第2アリーナにて侵入者、手の開いている先生方は至急第2アリーナへ!』

「第2アリーナか!山田先生!」

「はいっ!」

織斑先生と山田先生はすぐさま第2アリーナへ向かった








第2アリーナへついた時、既に何人か先生が集まっていた
しかし、誰も動こうとしなかった
何故なら、男が3人、倒れていたのである
そんな時、最初に動いたのは織斑先生だった

「手の開いている先生方はその場で待機して下さい。
山田先生、あの者達を調べにいきますよ」

織斑先生がそう言うと山田先生と織斑先生以外の先生はその場で待機し、2人はその3人組に近寄っていく

「!? 織斑先生、これって…」

その3人の近くに、青と白ネックレス、紅色のブレスレット、青、赤、白の指輪が落ちていた

「(ISか?)山田先生、今すぐこれを調べて下さい。出来るだけ急いで… 他の先生方、この者達を保健室まで連れて行くので手伝って下さい」

織斑先生はそう言うと、山田先生はそのアクセサリーを持って走っていき、織斑先生は1人の青年を担いだ。それに続き他の先生方も先生を担いだ






「んっ、ここは一体・・・」

キラは知らない天井で目を覚ました
周りを見るとアスランとシンもキラ同様ベッドで寝かされていた

「!? アスラン、シン、起きて!」

キラはベッドから出て急いで声をかけた

「ッ!? ここは一体!?」

「キラさん、ここは一体何処なんですか?」

「シン、僕にもここは何処だか判らないんだ。どうやら医務室のようだけど…」

「キラ、俺達あの黒い球体に飲み込まれてからどうなった?」

「そんなこと判らないよ…」

「今はそんなこといってる場合ではないでしょう?」

「そうだな」

「うん…そうだね」

そう話していると、保健室の扉が開いた

プシュュュュュュ!

キラ達はすぐに身構え扉の方を見た

開いた扉の先には2人の女性が立っていた

「目が覚めたようだな」

黒髪の女性が尋ねた
それにキラが冷静に尋ねる

「ここは一体何処なんですか?それに僕達のMSは?」

「MS? なんだそれは?それより"ストライク・フリーダムU"、"インフィニット・ジャスティスU"、"デスティニーU" この言葉に聞き覚えはあるか?」

「それが僕達のMSです。何で名前を知っているんですか?」

「MSだと?ISの間違いではないのか?」

「IS?MSではなく?」

「話が噛み合わんな…」

「すいません。今はC,E何年ですか?」

「C,E?今は西暦だが」

(キラさん、これってまさか・・・)
(うん。多分そうだね)
(しかし、どうする?どうやってこの状況を脱する?)

キラ達は小声で話していた
それで結論が出たのか3人は2人を見つめた

「どうやら僕達は違う世界からきたようです」

「なっ?どう言うことだ?」

「では、オーブ、ザフト。この言葉に聞き覚えは?」

「ないが」

「やはり…では僕達から話しましょう」

そうしてキラ達は話した
C,Eでの出来事・・・黒い球体の事・・・

「そんなヒドい世界が・・・ではこちらも話そう」

そうして織斑先生は自分達の世界の事を話した
ISの事や女尊男卑の世界の事を…

「やっぱり…」

それを聞いてキラ達は見るからに落ち込んでいた

「今はゆっくり休め。話はまた明日聞く」

「「「判りました」」」

キラ達はそう言うとそれぞれのベッドへ行き、目を閉じた

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