Re:MIX

□第1回
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「えーっと?なんだっけ…
ああ!メールか!」

「しっかりしてよー、
千歳ちゃーん」


「その言い方きもいです、先輩」

「ひどっ!!」


「えー、ではでは
メル友の抹茶さんから!」

「うん、無視な」


「『細谷さん、黒川さん
こんにちわ!』」

「「こんちわー!」」

「『ラジオ第1回放送、
2ndシングル発売
おめでとうございます!』」

「「ありがとうございます!」」

「『0回の放送楽しく
聞かせていただきました!
シングルも予約済みです!』

いやあ、嬉しいですな」

「ですなあ」


「『ところで!
10月31日ということで
ハロウィンですが、
思い出などはありますか?
是非聞きたいです!』
とのことです!

抹茶さんありがとー!」

「ありがとー!!!」

(ハロウィン過ぎましたが、
過ぎてない、ということで←)


「予約とか嬉しいですなあ」

「いやあ嬉しいですね!
私のこんなダミ声が」

「ぶっwww
そう言いながら若干
イケボで言うのやめろやww」

「あ、バレました?」


「バレるわ!w

えーwwなんだっけ、
ああ、ハロウィンか!
ハロウィンなー」

「トリックオアトリート!」


「いきなりデカイ声出すな!」

「さーせん!
はい!先輩!お菓子!」

「謝る気ゼロか( ^ω^ )
てか、持ってねえ!」


「…え。
じゃあいたずらしますよ」

「おまっ!黒く笑うのやめろ!」

「はい!誰かマジック!
先輩の顔に落書きして
そのまま帰ってもらう!」

「やめろおおお!」


「ってことは、半分冗談で」

「…半分本気か」


「ハロウィンの思い出!
なんかありますか?先輩」


「んー、そうだなー」

「あ、ないんですね はーい
先輩はぼっち君ですもんね」

「やめろ!!w
あるぞ!思い出!」

「面白いやつでお願いしまーす」

「えええ!?面白いやつ?!

えーっ!!
んー、面白いかは知らないけど
あー…いつだったかな。
だいぶ前にハロウィンの時期に
企画に呼んでもらったんですよ」

「ほうほう」

「そこでいっぱいコスプレしたかな?」

「…へー(・∀・)」


「反応!は ん の う !」

「思った以上に面白くなかったんで」

「はい、すんません

って!お前は?!」


「あ、そんな簡単にわたしに振るな!

んーでも…そうですねー、
高校のときにクラスで
仮装パーティーしましたねえ」

「えー、すげえ楽しそう!
なんだその青春ー!」

「まあ今を時めく女子高生ですから?」

「いや、お前何歳だwww」


「ん?17です( ^ω^ )」

「サバよみすぎ!!w」


「まあそれはさておき、
楽しかったですよ!」

「千歳は何に仮装を?」

「えーっとねー、わたしはね、
ドラキュラ!バンパイア!」

「おお!吸血鬼か!」

「いやドラキュラだし、
バンパイアだし!」

「一緒じゃ!!」

「あ、一緒なの?
んーまあそれに仮装しましたw」


「アレもつけましたよー、刃?あ、刃じゃない!wwww」

「物騒なもんつけんな!w」

「ちがうちがう!w
牙?八重歯??あ、八重歯?!」

「えー、牙じゃない?」

「牙か!まあつけたんですよ」

「服も?」

「うん、服も!マントもねー」

「ほへぇー、楽しそー」


「そこで肝試しみたいなのして
すごく怖かったですね…」

「あーwwwwwwwゾンビとかな
めっちゃ楽しそうじゃん!

てか怖いの苦手なんだ?w」


「…なんで半笑いなんですか」

「えwだって…ww」


「似合わないって言いたいんでしょ!
わかってますよー!!
どうせ男みたいなキャラですよ!」

「そんなこと言ってないない!!」


「うわーん!ほそやんのばかー!」

「泣くなああ!
俺が悪かった!悪かったから!」


「…ふん
新作のゲーム買ってくれたら許す」

「ふざけんなよwwww」



「ふざけてなーいデース」







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