Anime
□裏と表と裏
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※なまえさんは2年生
「おーい 清水、みょうじ」
ただいま私たち鳥野高校排球部はGWを利用して合宿中。そして今は潔子さんと夜ご飯の片付けをしている。先生も手伝ってくれていっぱい作ったご飯も跡形もなくキレイに完食されていた。私の今拭いているお皿で片付けが終わる、というとき排球部の主将、そして私の彼氏様である大地さんがドアからひょっこりと顔を出した。
「ん、なに?」
「お前ら先風呂使っていいぞ」
「わたし家に帰るんだけど?」
「いいじゃないか。結構広いらしいから入ってこいよ」
お皿を棚に戻していた潔子さんが大地さんの元へ行ってお風呂を使う使わないの話をしていた。
「わかったわ。じゃあ少しだけ借りる」
私がお皿を拭いて棚に戻したところで話はまとまったらしく、大地さんはじゃあと片手をあげて廊下を歩いていった。
「そういうわけらしいから、行きましょうか?」
「はい!」
わたしの返事に潔子さんは少し微笑むとつけていたエプロンをしなやかな動きで外した。そこでわたしはハッとした。…潔子さんと、お風呂…???