青春真っ只中!

□第一話
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今は朝練に来ているわけで。
部活??バスケ部だよ。
.....やってそうだって?
うん。よく言われるねー。
って言っても【助っ人】なんだけどさ。
だからいろんな部活に呼び出されては参加してるんだ。



そして今はシューティングしてるだけ。個人練習ってとこかな
.....シューティングだけなら来なきゃよかったな
私の睡眠返せーーーー!!!
全く。


スポーツは昔から好きだよ。
兄貴がやってたからってのもあるんだけど好き。
だいたいのスポーツは出来るよ
考えてみたら本当に小さいときからいろいろやってたなー。
ありがとう!兄貴!!....本人の前では絶対言ってやらないけどな!アイツすぐに調子乗るから





【助っ人】っていうくらいだから分かるだろうけど本来私は帰宅部だ。
帰宅部の私が【助っ人】になったのは理由がある。
クソ馴染み野郎の仕業だったりする。
コイツがまだ高校生の時私はまだ1年だった。
コイツは自分の立場を利用して私をお脅してきた。
クソ。あの時幼馴染がいるなんて知ってたらこの高校には来なかったんだけどまんまと騙された。
そんなことはどうでもいい。
もうヤツは卒業したからね。
え?卒業したなら辞めればいいじゃんって?
確かにそうなんだけど1年やってきて慣れたってのもあるし案外楽しかったから結局辞めずに今もやってるってわけ。
だから2年目からは私の意志でやってるのさ。
ちなみにバイトもしている。
一応仕送りしてもらっているが一人暮らししてるわけだしバイトしてみたいって気持ちもあったからやっている。
それなりに忙しい高校生活を送っているつもりだ。
まあ、社会人からしてみたらまだまだ甘いんだろうけどね

そして私が通っているこの高校。
【進撃高校】
特になにもない高校普通のなんだけど楽しいと思っている
アホな奴らが多いんだけどね






.....おっと。話が長かったね。
私の話はこれくらいにしておこう






『おう!ユミル!おはー』

ユミル「おう!ユウじゃないか!今日は遅刻じゃなかったんだな!」

『うるさいわ!(笑)毎回毎回遅刻してられるか!!って今日個人練なの?』

ユミル「ああ。今日は個人練だ。珍しく来たと思ったら個人練だもんなードンマイだな(笑)」

『本当だよ!知ってんなら教えろよ!つーか私助っ人だから朝練来なくていいんじゃない?』

ユミル「ハハハ!まあいいじゃないか!せっかく来たんだしやってけよ!」

『........はあ。』



コイツはバスケ部主将のユミル。
男勝りでサバサバしてるんだけど性別は見ての通り女。
良いやつだよ。




――――バスッ


――――キュッ


――――スパッ




―キャー♪キャー♪キャー♪



ユミル「相変わらず人気だな」

『毎日毎日ご苦労様だよなー本当に』

ユミル「そんなこと言って本当は嬉しいんだろ??素直じゃないなー!!」

『うっさいなーユミルお前のその口縫ってやろうか!?』

ユミル「うん。ごめん。いいすぎたわ」





そうなんだ。
なんでか良く分からないんだけど私は良くモテるらしい。
この前も先輩だったかな?
男の人に呼び出されて告白された
もちろん断ったけど
好きな人がいるのか!?って一時しつこく問い詰められてたけど別に今はいない
もちろんいたらいいなーとは思ってる
だが思ってるだけで実際いない
みんなからはもったいないって言われたんだけどね
....こんなやつのどこがいいんだろうか。
そして聞いた話だと私のファンクラブもあるとかないとか。
まあ面倒なことになってないしいいかなって思ってるためそこら辺はなにも言っていない







――――キーンコーンカーンコーン



ユミル「ヤベッそろそろ片づけて教室戻るぞ!みんな授業に遅れんなよ!」






 
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