Morning Glory(サンジ)

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「チョッパー!チョッパーどこだ!」




俺はぐったりしたリリスちゃんを抱えてチョッパーを探した。
甲板ではあらかたカタがついてナミさんが相手の船からお宝を奪って来ていたが、俺の腕の中のリリスちゃんを見るや凄い勢いでこっちに走って来た。




「リリス!?ちょっとサンジくんどういう事!どうしてリリスが…。」


「ナミさんすまない。俺をかばって撃たれたんだ。チョッパーは?」


「ど、どうしたー!?」




騒ぎを聞いたのかチョッパーが転がるように走って来た。リリスちゃんの様子を見て俺に医務室に運ぶように言う。ナミさんとロビンちゃんもついて来た。


そうしている間にもリリスちゃんから流れてきた温かいものが俺のスーツを濡らし、反対に彼女の顔がどんどん白くなっていく。
医務室までの道のりがやたら長く感じた。




「よし。処置するからサンジは出ててくれ。」


「ああ…頼んだぜチョッパー。」




俺はフラフラと医務室のドアを閉めた。



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