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□MY HOME
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次の日から私には家族が出来た。





「ただいまー!!」
初めてこんな言葉を言った。

「おかえり」
フェイタンはいつも私の帰りを待っててくれる。
私が帰る頃にはいつも入り口の近くで本を読みながら待ってる。

待ってくれる人がいるって
帰る場所があるって
なんて幸せ

私はもう、それだけで十分だった。





みんなと一緒に生活することが当たり前になっていく。

「今日は遅かたな」
少し怒ったような顔をするフェイタン。
でもそう言いながらも、頭を撫でてくれた。

「マチと綺麗なアクセサリーがたくさん捨てられてるの見つけたの!!
ごめんね、遅くなって」

でもね、私知ってるよ。
フェイタンがちゃんと私の帰りを待っててくれてること。
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