少女狂想

□02.『嫌じゃない』*
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フェイタンの唇はゆっくりとレイラの頬をなぞって、耳に口付けた。

舌で耳の輪郭をなぞると、レイラの体がピクリと跳ねた。
初めて感じる感覚にレイラは不思議そうな顔をする。

「……感度の方は問題なさそうね」
レイラの女としての反応に満足したフェイタンは、その唇を首筋へと滑らせる。

か細い首に音を立てて吸い付くと、小さく跡がついた。
フェイタンは、その跡を満足気に指でなぞる。



そして手を服の下に滑らせて、そっと膨らみに手を沿わせる。
ゆっくりと揉みしだきながら、服を胸の上まで捲りあげた。
その様子をレイラは、ただじっと見つめていた。


しばらく乳房の柔らかさを堪能したフェイタンは手の動きは止めずに、指先で胸の突起を弾いた。

「っん!!」
突然の刺激に跳ねるように声をあげるレイラ。



「どうしたか?」
その反応にニヤリとフェイタンが責め立てるように問う。



何が起きたのか分からないレイラ。
彼女の生きてきた世界には存在しなかった感覚。

「分からない。
体が変……」


それなら…と、フェイタンは突起を口に含んで舌で転がし、胸を少し激しく揉んだ。

「っぁあ……はぁ…」
呼吸が荒くなり、先程より更に艶めいた声を出すレイラ。




そんなレイラの様子を伺いながら、フェイタンはゆっくりと先に進める。
「レイラ…
こうやてされるの嫌か?」


胸への愛撫にぐったりとしたレイラは返事はせずに、ただ首を横に振った。
初めて与えられる快感に戸惑ってはいるが、拒絶はしていないようだ。


「ハ…これで疲れてたらこの先もたないね」
レイラのその様子はひどく嗜虐欲をそそられて、フェイタンは自分が思っている以上に昂ぶっていた。





フェイタンは手をゆっくりと下に移動させ、下着の上から秘部を指でなぞり上げる。

「ゃぁあっ…んっ……はぁ…」

レイラの艷声は一層激しくなり、シーツを握りしめて溢れてくる快感を受け止めていた。


フェイタンは指の向きを変えたり、緩急をつけたりして湿り気を帯びるまでいじっていた。


「初めてのわりには上出来ね」
レイラは下着が透けてしまう程に愛液を溢れさせていた。


フェイタンは指先で下着を横にずらし、秘部に直接指をあてがった。
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