鬼灯の冷徹 夢小説文
□唐瓜の性癖と鬼灯の想い
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『衆合地獄の見学?』
首を傾げるシオンの前には頭を下げる唐瓜と茄子。
「将来の為に見ておきたいなぁ、なんて…」
『んー…そっか…でも、今週はちょっと難しいかな…急ぎなの?』
「あ、いえ!!全然、急がないです」
スケジュール帳を開き、頭を悩ませるシオンに唐瓜が首を振る。
『そう…なら……あ、…2人共…』
「何ですか?」
「ん?」
手帳を捲っていたシオンの手が止まり、声を掛けられた2人が彼女を見る。
『今週の土曜日、鬼灯様が衆合地獄へ視察に行くんだけど…それに同行してみる?』
「え、良いんスか!!?」
「行く行くー!!」
『いいよ。その代わりと言ってはなんだけど…お洗濯、手伝ってもらえないかな…?』
「「勿論です…//!!」」
コテンと首を傾けたシオンに唐瓜と茄子は僅かに頬を赤く染め、迷いなく頷いた。