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□手を胸に当ててごらん
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鬼道「………」

吹雪「『これを着たらキャプテンとお揃いになれるよ』って言ったら喜んで引き受けてくれたよ」

風丸「……て事で諦めろよ鬼道!」

吹雪「ほら、ちゃんと胸抑えないとティクビ飛び出しちゃうよ」

鬼道「嫌だぁあぁあああ!」


本番


吹雪「はい、て事で早速猿の様子を見てみましょう!」

風丸「うわっ気持ちわり…じゃなくて個性的なメンバーが集まってるな!」

吹雪「今回は、4人で力を合わせて天井から吊るされているバナナを取ってもらいます。あ、必殺技は使っちゃダメ、絶対」



円堂「あんな坂の途中に吊るされているバナナなんか取れるのか?」

基山「ほら、坂の上に大きい積み木とかがあるからあれを使うんじゃないの?」

豪炎寺「じゃあ、1人ずつ上に上がって行こう。」


風丸「意外と豪炎寺…ゴッピー(笑)が仕切ってるな」

吹雪「ゴッピー(笑)……ぷっ」


豪炎寺「最初に俺から行く。次は鬼道、基山、円堂の順で行け」

円堂「てか何で園児が仕切ってるんだよ。え、自分の株でも上げようとしてんの?うわっ不純な動機ーっ」

豪炎寺「……」

鬼道「ちょ…円堂言い過ぎだぞ」

円堂「うっせーうんこ!」

鬼道「……」

豪炎寺「べ、別に…そんな理由で仕切ってたんじゃないし…グスン」

基山「ちょ…豪炎寺君泣かないでよ」



吹雪「うわーまさかの園児泣いちゃったよ。」

風丸「しかも手が使えないから涙と鼻水垂れ流しだよ汚ねっ!」

吹雪「ぶっざまー」

風丸「てか意外とヒロトがまともなキャラになってるな。今の時代は基山×豪炎寺なのか?」

吹雪「あーあ、ヒロト君の衣装にも園児の鼻水付いちゃってるよ。誰が洗うと思ってるの?」

風丸「触りたくもないな。」

吹雪「あ、もうキャプテン達が園児を無視して坂登り終わりそうだよ」

風丸「ちょ…園児すっげー坂の下で戸惑ってるんですけど。もしかしてあいつ、坂登れないんじゃないのか?」

吹雪「いくら園児でもサッカー選手なんだから、あれくらい登れるでしょ」
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