進撃の巨人

□愛情表現
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「へいちょー、せっかくの休日なんだから外、でましょーよー」

私は恋人であるリヴァイ兵長とお部屋(?)デートをしているなうだ(`・ω・´)!

しかし兵長と来たらハンジさんにあれだけたまには休めと言われても部屋に籠り、書類に目を通している

「ねーーぇーーー、へいちょーったらーーーーっっ!!」

兵長は私のことなど気にもとめず書類を読み進めていく
ここまで来ると無視されて傷付くとか言うレベルではなくなる

この人は本当に私のことを好いていてくれているのだろうか…

確かに兵長は断りきれなくて、とかそういう意志の弱い人間では無いとは思うし、実際そのはずだがこうも愛情表現が無いとなると可能性としてめんどくさいからOKした、というものが浮上してくる。

よく思い出せば告白をした時も兵長書類読んでたっけな…
返事だって生返事だったような気がするし…

考えても仕方ない、と、私は自分にムチをうち

「兵長、そんなに切羽詰ってるなら手伝います…私が触っても差し障りのない書類を下さい。」

仕事をすることにした。

すると兵長は本日初めて私の目を見て言葉を口にした

「あぁ…助かる」

…うん。助けるよ…。兵長が困ってるなら助けます…それが私の役目なんだから…

泣いてなんかないからね…!
私はもらった書類を兵長の机の端で作業した。
こうやって近くにいるだけで充分なのだと自分に言い聞かせながら。

任せられた仕事を終え、夜もすっかり更けていたので私は自室に戻ります、と一言残し兵長の部屋を出た

するとそこには書類を持ってきたハンジさんがいて一瞬驚いた顔を見せはしたものの

「やっぱりダメだったのかい?」

と苦笑いで聞いてきた
私もつられて苦笑いをしながら

「ダメでした!でも仕事を手伝うことができたのでこれで少しでも兵長が楽になれるならそれで十分です!」

と言った、本音半分嘘半分と言ったところだ。
それを聞いたハンジさんは泣きながらなんていい子だあああっ!!て抱きついて頭を撫でてくれた

私はハンジさんに明日のこともあるのでもう自室に帰りますね、おやすみなさい。というとステステと早足で自室まで帰った。

さて、明日何があるかというとエレンを巨人化から殺さずに取り出す、と言った実験があるのだ

私は特に何もすることは無いが1日外に出ることになる。

ということは今のうちに書類を片してしまわないと明日は仕事ができない、ということである。

「はぁ…」

と自分の机の上の大量の書類をみてため息を、1つこぼし作業に取り掛かった。





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「ねぇ、リヴァイ…これじゃあまりにもマテリアちゃんがかわいそうだよ?君のことだから気付いててやってるんでしょ?…」

ハンジは俺の机に書類をおくとこう言い
ホントたち悪いよね…
と付け加えて出ていった。

クソメガネの言う通り、わかってはいる。俺があいつに酷いことをしてるのは充分わかってはいるのだが、どうしてもあいつを前にすると何も出来なくなる

それに仕事が溜まっているのも事実だ
まぁそれも、あいつのおかげで徹夜するほどの量でもなくなったが…

ほんとに、あいつマテリアはこんな俺のどこに惚れたんだか…
俺には全く理解ができなかった

「マテリアは…俺で良かったのか…?」

柄にもなくそう呟き綺麗に端の揃えられたベッドにダイブする

だいぶ疲れが溜まっていたようで意識はそのまま、すーっと落ちていった。
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