††詩・綴り††

□暗闇
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『大好きな君』

僕の大好きな君は
今日も
昨日も
おとといも
僕の隣でずっと微笑んでる
僕のそばにいられて
本当に喜んでるみたい

だけど
君は一言もしゃべらない

そりゃぁ僕だっておしゃべりな子はあまり好きじゃないよ

でもそれと同じくらいに、全くしゃべらない子も好きじゃないよ

気に食わないなぁ

「ねぇ、なんか話してよ」

それでも君は口を開かない

「ね、君はよく知ってるよねぇ?
僕は待たされるのは好きじゃないんだよ・・・ねッッッ!!」

そう言って僕は君の座っていた椅子を蹴り倒した
それと同時に、君は椅子と一緒に吹っ飛んだ

それでも黙って
微笑んでるんだ

「・・・・・あは!
 あははははははっ!」

――――――――

僕の大好きな君は
今日も
明日も
明後日も
僕の隣でずっと微笑んでる
 

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