マギ夢

□カシアリ
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ずっと周りには隠してきた感情。
だって言えるわけないじゃねえか。
俺がアリババのことをー


好きだなんて。


アリババが俺達のとこに戻ってきたときはすごく嬉しかった。
久しぶりに会った相棒を見るとやっぱ変わらないなと思う。
いつでもニコニコして俺にひっついて。
俺はアリババにそれなりにアピールしてるつもりなんだが…アリババは鈍感でなんに
も気付きやしねぇ。

そろそろ俺も我慢の限界だぜ?


「おい、アリババ。」
「カシムっ!なんだ?」
俺がアリババと、名前を呼ぶとすぐかけつける。
「今日の夜、俺の部屋んとこにこい。 ちょっと話があるから。」
「話?分かった!今日の9時くらいに行くよ。」

ちっ…。
こいつなんも疑いやしねぇ。
俺の理性は保つといいんだが。

ー夜ー

トントン

カシムが部屋で待ってるとドアをノックする音が聞こえた。
「おいカシム!俺だ。開けるぞ。」
「あぁ」
ドアがギィと開いた。
開いたドアの向こうにはニコニコ笑顔のアリババがいた。

フッ、すでに理性とびそうだ。

アリババは、俺が座っていたベッドの隣にちょこんと座り込んだ。

いちいち可愛いことすんじゃねぇバカ。

「カシム。話ってなんだ?」
そういいかけたアリババの口をカシムは自分の口でふさいだ。
「ごめんな。アリババ。」


もうすでに理性なんてものはカシムにはなかった。
アリババの口に舌を無理矢理ねじこんですごく乱暴なキスをした。
「っ!!んふっ…。」
アリババの口からは吐息がもれている。
長い間キスをしてると、空気が吸えなくて苦しいのかアリババはカシムの胸をどんどんと叩いた。
カシムが口を離すと二人の口には銀の糸がつたった。
「っは。何するんだよカシムっ…!」
アリババは目に涙をためながらにらんで言った。
アリババの顔はカシムをそそるものだった。頬は赤く染まり、口からはアリババのかカシムのか分からない唾液がたれ、さっきまで長いキスをしていたためまだアリババは息をきらしていた。
「そんな顔で言われてもなぁ。」
カシムは黒く笑うとアリババの首に舌をすべらした。
「やめろっ!なにすんだっ…ん。」
抵抗しようとする手は虚しくカシムに押さえつけられる。
やがて二人は押し倒したような形になった。
カシムはアリババの服をやぶいた。
露になったアリババの体をカシムは舐める。
胸のふくらんだ一点を舐めるとアリババの体はピクッ、と動き吐息を漏らした。
「んんっ…!」
「は、アリババは乳首舐められるだけで感じるんだな。お前誰かとヤったのか?」
カシムは片方を舐め、もう片方を手でつまんだ。
「ぅあっ。やめろっ…なんでこんなことすんだよっ!」
カシムはさらりと言った。
「そんなの決まってんだろ?」



「お前が好きだからだよ。」


「は…?」
アリババは困惑した。
好きという言葉に驚いたのだ。
「アリババのことずっと好きだった。なのに、お前が気づいてくれないから。」
「カシムっ…。」
カシムの止まらない手はどんどん下の方えと動いていった。
そしてカシムの手は服ごしにアリババのものを触った。
とたんアリババの体はびくんっとそった。
「すごいなお前。ちょっと弄られたぐらいでこんなに勃たせちまってよ。」
「んぁあっ!!やめろっ…やめろっ!」
カシムはアリババの下の服もすべてやぶき、アリババのそりたつものを直接手で触った。
「ほら、俺が気持ちよくしてやるからもっと喘げよ。」

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